CentOSのインストール手順を紹介します。
今回は仮想マシン上に「CentOS Linux release 7.4.1708 (Core)」をインストールします。
CentOSを一言でいうと「Red Hat Enterprise Linux(以下RHELと表記)のクローン」です。
RHELのソースコード元にライセンスの関わるものを排除してフリーなものに置き換え、
CentOSコミュニティーが作り直したものがCentOSです。つまりほぼRHELです。
ちなみにCentOS という呼び名は、「コミュニティベースで開発された、
エンタープライズクラスのオペレーティングシステム (Community ENTerprise Operating System) 」に由来しています。
ダウンロード
まずはインストールメディアをダウンロードします。
↓のURLにアクセスしましょう。 https://www.centos.org/download/下の画面の「DVD ISO」を選択します。
赤枠のどこかを選択してダウンロードします。
「CentOS-7-x86_64-DVD-1708.iso」というファイルがダウンロードできます。
インストール
今回は仮想マシンの設定は省略します。
まずは「Install CentOS 7」を選択します。
CENTOS 7にようこそ。が出力します。 表示設定で「日本語」を選択します。その後「続行」を押下します。
始めに「ソフトウェアの選択」を行います。
今回は最も一般的な「GNOME Desktop」を選択します。
選択後に「完了」を押下します。
次は「インストール先」を選択します。
「パーティションを自分で構成する」を選択して完了を押します。
「ここをクリックして自動的に作成します」を押下します。
自動でパーティションを分けてくれるので完了を押下します。
変更概要が出力しますので確認して、「変更を許可する」を押下します。
次はKDUMPの設定です。赤枠の「KDUMP」を押下します。
「kdumpを有効にする」のチェックを外して、「完了」を押下します。
最後に「ネットワークとホスト名」を選択します。
まずは任意の「ホスト名」を変更します。その後「イーサネット」を選択します。
「この接続が利用可能になったときは自動的に接続する」と「全ユーザーがこのネットワークに接続可能とする」にチェックを入れます。
チェックを入れ終わったら「保存」を押下します。この作業をイーサネット毎に行います。
ここまで完了したら「インストールの開始」を押下します。
下の画面が出てくるので「ROOTのパスワード」を変更します。
任意の「パスワード」を入力後、「完了」を押下します。あとはひたすら待ちます。これでインストールは完了しました。
初期設定
初回起動時に初期設定をする必要があります。
この章で初期設定を紹介します。 まず「ライセンスに同意」します。
「ライセンス契約に同意します」にチェックをいれて完了を押下します。
「設定の完了」を押下します。
その後、rootユーザで実際にログインしてみると以下の画面が出力されます。
まずは「日本語」を選択して「次へ」を押下します。
何も変更せず、「次へ」を押下します。
何も変更せず、「次へ」を押下します。
タイムゾーンを「JST」に変更して、「次へ」を選択します。
何も変更せず、「スキップ」を押下します。
任意の「フルネーム」、「ユーザー名」を入力します。このユーザは後で消せば大丈夫です。入力後「次へ」を押下します。
↑で作成するユーザのパスワードを入力し、「次へ」を押下します。
↓の画面が出力されれば初期設定が終わりです。お疲れ様でした!