本記事はPython初学者やFastAPIを学習したいと考えているWebエンジニア向けの入門者向けの記事になります。
その中の最初のFastAPIで初めてのHello Worldを実施する方法の記事です。
Pythonのインストールから実施しますので安心して記事を進めてみてください。
Pythonの高速APIのFastAPIを利用するシーンが多くなってきました。
案件でも使用する機会が増えてきたのでノウハウと公開したいと思います。
すこし前ですとPythonでWebアプリを作成するのはDjango一択でした。
ですが最近ではJavaScriptのフレームワーク(特にReact)+FastAPIで開発することが増えています。
JavaScriptフレームワーク+APIの構成で優れていると感じることはネイティブアプリでもコードや環境を流用することができる点です。
性能的に遅いと言われるPythonで文字通り高速なFastAPIを学習していただければと幸いです。
- FastAPIとは?高速APIのメリット・デメリットを紹介!
- LinuxサーバーにFastAPIのインストールをする方法
- FastAPIでHello World。Pythonの爆速Webフレームワークを試してみよう!(今回の記事はここ)
- FastAPIでPostgreSQLに接続する方法
- FastAPI+PostgreSQLでモデル定義+Migration
- FastAPI+PostgreSQLでデータ参照。SELECT文を実行する方法
- FastAPI+PostgreSQLでデータ挿入。INSERT文を実行する方法
- FastAPI+PostgreSQLでデータ更新。UPDATE文を実行する方法
- FastAPI+PostgreSQLでデータ削除。DELETE文を実行する方法
- FastAPIのAPIドキュメント自動生成
- FastAPIでJWTトークン認証を実装してみよう!
ディレクトリ構成の確認と作成
この章ではvenvで作成した仮想環境のディレクトリ配下にsrc用ディレクトリを作成します。
以下が作成するディレクトリ構成です。
fastapi/
├ venv/
└ src/
└ main.py
srcディレクトリを作成しておきましょ。
mkdir src
FastAPIでHello Worldを表示する簡単なAPIを作成!
さて準備が整いましたのでFastAPIのコーディングをしていきたいと思います。
今回はHello Worldで簡単なのでmain.pyにのみコーディングしていきます。main.py
mainをコーディングしていきたいと思います。
from fastapi import FastAPI
app = FastAPI()
@app.get("/")
async def root():
return {"message": "Hello World"}
こちらでソースコードはすべて完成です。次は実際にFastAPIを起動してみましょう。
Flaskのようにアプリを作成することができます。
FastAPI起動
次に以下のコマンドを順番に入力します。
uvicorn main:app --reload --reload --workers 1 --host 0.0.0.0 --port 8000
最後にブラウザでlocalhost:8000を開いてみましょう。以下の様になったいたら成功です。
以下のようにアクセスログが表示されるはずです。
INFO: Will watch for changes in these directories: ['/root/fastapi/src']
INFO: Uvicorn running on http://0.0.0.0:8000 (Press CTRL+C to quit)
INFO: Started reloader process [77356] using statreload
INFO: Started server process [77358]
INFO: Waiting for application startup.
INFO: Application startup complete.
INFO: 106.154.121.253:54848 - "GET / HTTP/1.1" 200 OK
INFO: 106.154.121.253:54848 - "GET /favicon.ico HTTP/1.1" 404 Not Found
次の記事はこちら:FastAPIでPostgreSQLに接続する方法
前の記事はこちら:FastAPIをLinuxサーバーにインストールする手順