CentOSのインストール手順を紹介します。
今回は仮想マシン上に「CentOS Linux release 7.4.1708 (Core)」をインストールします。
CentOSを一言でいうと「Red Hat Enterprise Linux(以下RHELと表記)のクローン」です。
RHELのソースコード元にライセンスの関わるものを排除してフリーなものに置き換え、
CentOSコミュニティーが作り直したものがCentOSです。つまりほぼRHELです。
ちなみにCentOS という呼び名は、「コミュニティベースで開発された、
エンタープライズクラスのオペレーティングシステム (Community ENTerprise Operating System) 」に由来しています。
ダウンロード
まずはインストールメディアをダウンロードします。
↓のURLにアクセスしましょう。 https://www.centos.org/download/下の画面の「DVD ISO」を選択します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/037-1024x551.jpg)
赤枠のどこかを選択してダウンロードします。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/038-1-1024x551.jpg)
「CentOS-7-x86_64-DVD-1708.iso」というファイルがダウンロードできます。
インストール
今回は仮想マシンの設定は省略します。
まずは「Install CentOS 7」を選択します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/001-11.jpg)
CENTOS 7にようこそ。が出力します。 表示設定で「日本語」を選択します。その後「続行」を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/002-5-1024x793.jpg)
始めに「ソフトウェアの選択」を行います。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/003-4-1024x768.jpg)
今回は最も一般的な「GNOME Desktop」を選択します。
選択後に「完了」を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/004-3.jpg)
次は「インストール先」を選択します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/005-4-1024x770.jpg)
「パーティションを自分で構成する」を選択して完了を押します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/006-3.jpg)
「ここをクリックして自動的に作成します」を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/007-3-1024x696.jpg)
自動でパーティションを分けてくれるので完了を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/008-3-1024x763.jpg)
変更概要が出力しますので確認して、「変更を許可する」を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/009-2.jpg)
次はKDUMPの設定です。赤枠の「KDUMP」を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/010-2-1024x770.jpg)
「kdumpを有効にする」のチェックを外して、「完了」を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/011-1-1024x767.jpg)
最後に「ネットワークとホスト名」を選択します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/012-1-1024x762.jpg)
まずは任意の「ホスト名」を変更します。その後「イーサネット」を選択します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/013.jpg)
「この接続が利用可能になったときは自動的に接続する」と「全ユーザーがこのネットワークに接続可能とする」にチェックを入れます。
チェックを入れ終わったら「保存」を押下します。この作業をイーサネット毎に行います。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/014-1-1024x763.jpg)
ここまで完了したら「インストールの開始」を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/018-1024x763.jpg)
下の画面が出てくるので「ROOTのパスワード」を変更します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/019-1024x767.jpg)
任意の「パスワード」を入力後、「完了」を押下します。あとはひたすら待ちます。これでインストールは完了しました。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/020.jpg)
初期設定
初回起動時に初期設定をする必要があります。
この章で初期設定を紹介します。 まず「ライセンスに同意」します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/023-1.jpg)
「ライセンス契約に同意します」にチェックをいれて完了を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/024-1.jpg)
「設定の完了」を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/025.jpg)
その後、rootユーザで実際にログインしてみると以下の画面が出力されます。
まずは「日本語」を選択して「次へ」を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/026.jpg)
何も変更せず、「次へ」を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/027.jpg)
何も変更せず、「次へ」を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/028-1024x795.jpg)
タイムゾーンを「JST」に変更して、「次へ」を選択します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/029-1.jpg)
何も変更せず、「スキップ」を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/030.jpg)
任意の「フルネーム」、「ユーザー名」を入力します。このユーザは後で消せば大丈夫です。入力後「次へ」を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/032.jpg)
↑で作成するユーザのパスワードを入力し、「次へ」を押下します。
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/033.jpg)
↓の画面が出力されれば初期設定が終わりです。お疲れ様でした!
![](https://shimi-dai.com/wp-content/uploads/2017/11/034.jpg)