Oracle Databaseを勉強・理解する上でオススメの本を紹介していきます。
RDBMSやSQLを勉強するための本ではなく、Oracle Databaseの仕組みや利用・設計・運用などを製品に特化した本を紹介していきます。
※ この記事ではOracle Masterの資格取得のために役立つ本をまとめているわけではない点に注意してください。
Oracleの基本 ~データベース入門から設計/運用の初歩まで
OracleDatabaseを触ったことがない初心者や新卒エンジニアにオススメしたいのがこの一冊 「Oracleの基本 ~データベース入門から設計/運用の初歩まで」です。
Oracle Databaseを作ってみるところ始めるため、学習進めていく上で理解しやすくなっています。
元Oracle社員の方が設立したDBスペシャリストを多く抱える”コーソル株式会社”が本書を監修しているので内容はお墨付きです。
注意点ですが、Oracle Database12c以降からの目玉機能である「プラガブルデータベース」の説明が少ないため初心者以上には少々物足りない内容になっています。
プロとしてのOracleアーキテクチャ入門
Oracle Databaseはどのように動いているのか?を知ることが出来るのが 「プロとしてのOracleアーキテクチャ入門」です。
アーキテクチャやSQL処理の仕組みや流れだけでなく、ロック処理やメモリ管理方式などRDBMSとしてのコアな部分まで踏み込んだ良書になります。
設計やトラブルシューティングをする上でOracle Databaseのコア部分が理解するのはマストです。
本書はコアな部分にも踏み込んでおり、脱初心者を目指す方は読むことをオススメします。
ちなみですが本書は「コーソル株式会社」のOracle Databaseがスペシャリストが書いているため内容の正確性は折紙付きです。
絵で見てわかるシステム構築のためのOracle設計
Oracle Databaseを設計するために考慮するべきポイントがまとまっており、
設計をやる人にはぜひ読んでいただきたいのが 「絵で見てわかるシステム構築のためのOracle設計」になります。
絵でわかりやすく図解されているので読みやすいので、本来なら難しい内容でも理解しやすくなっています。
Oracle社のコンサルタントが書いている本のため、大規模システムやミッションクリティカル性が高いシステムを設計する上でのポイントも書かれています。
Oracle Databaseを使用するケースは、最低でも中規模以上のシステムであるため大変オススメです。
プロとしてのOracle PL/SQL入門
Oracle Databaseでプログラムを動かす際に使用する言語の「PL/SQL」について書かれているのが 「プロとしてのOracle PL/SQL入門」になります。
Oracle Databaseのアーキテクトに即した形でのコーディング方法を記載しているため、
この本で最適なコーディングを取得することが可能です。
本書は人気シリーズであり、最新バージョンの12cに合わせて第3版が出版されました。
Oracle Databaseの教育を行っているアシスト株式会社が本書を書いており、
実践的な内容も盛りだくさんです。
即戦力のOracle管理術 ~仕組みからわかる効率的管理のノウハウ
Oracle社のコンサルタントが実際に現場で使っているTIPSをまとめたのが 「即戦力のOracle管理術 ~仕組みからわかる効率的管理のノウハウ」になります。
実際に現場で活躍しているコンサルが書いた本であり、
バックアップやメンテナンス**運用**がまとまった良著になります。
一般的なOracle Databaseを利用する上でマストの内容が掘り下げて説明されており、
より深いところの内容を学びたい脱初心者にはオススメです。
Oracle Databaseをより効率的に管理するための外部製品についての情報も載っているのはこの本だけになります。
Oracleの現場を効率化する100の技
Oracle社のコンサルタントが実際に現場で使っているTIPSをまとめたのが 「Oracleの現場を効率化する100の技」になります。
実際に現場で活躍しているコンサルが書いた本であり、
Oracle社のサポートレベルの内容が詰まっています。
書いてある内容は中級者以上の内容が書かれており、
Oracle Databaseの実務経験は1年以上あるかた向けの本になります。
Oracle Databaseの従事者ならば、オフィス・現場・Kindleに入れておくべき一冊です。