どのプログラミングを覚える時でも一番最初に覚えるのがprint関数です。
今回はprint関数を使用することで変数値・文字列・数値を表示する方法を紹介します。
なおこの記事ではPython3系のprint関数について紹介します。
Python2系とPython3系はprint関数の使い方がことなるので気を
付けましょう。
目次
文字列・数値・変数を表示
変数・文字列・数値を表示するためにprint関数を使用します。
print('文字列')
print(数値)
print(<変数>)
以下、実行例です。
>>> print('Hello World')
Hello World
>>> print(123456789)
123456789
>>>
>>> string = 'Hello World'
>>> number = 123456789
>>>
>>> print(string)
Hello World
>>> print(number)
123456789
>>>
文字列を連結させて表示
文字列を連携させる場合には、
「+」を使用すれば簡単に値を連結させることができます。
print(値 + 値)
以下、実行例です
>>> print('Hello ' + 'World')
Hello World
>>>
>>> string = 'Hello '
>>>
>>> print(string + 'world')
Hello world
>>>
数値と文字列の連携はできないので、str関数で数値型を文字列型に変換します。
数値と数値を「+」で繋ぐと加算されてしますので注意しましょう。
>>> print('Hello world ' + 12345)
Traceback (most recent call last):
File "<stdin>", line 1, in <module>
TypeError: must be str, not int
>>>
>>> print('Hello world ' + str(12345))
Hello world 12345
>>>
>>> print(12345 + 67890)
80235
>>>
文字列メソッドformat()で変数を表示
文字列メソッドの「format()」で変数を表示することができます。
カンマ区切りにすることで複数の変数を表示することもできます。
>>> s1 = 'This'
>>> s2 = 'test'
>>>
>>> print('{} is {}.'.format(s1, s2))
This is test.
>>>
改行させずに表示
デフォルトではprint()関数では改行コードが入ってしまいますが、
改行させずに使用する場合もあります。
引数に「end」を使用することで終端文字を変更できます。
以下、改行させずに表示する例です。
>>> print('Hello', end=' ')
>>> print('World')
Hello World
スラスラ読める Pythonふりがなプログラミング (ふりがなプログラミングシリーズ)posted with ヨメレバ
リブロワークス インプレス 2018-06-22