Pythonの文字列の連結方法を紹介します。
一般的な順に記載していますので、上から参考にしていっていただければ幸いです。
目次
formatメソッドを使用した連結
文字列を連結する時に最も一般な書き方はformatメソッドになります。
文字列.format(’変数’)
で利用できます。
サンプルは以下になります。
a='banana'
print('I like {}'.format(a))
# I like banana
formatメソッドの補足情報は以下にありますので良かったら参考にしてください。
[Python] print関数でformatメソッドの利用方法やメリットを紹介
print関数ではPython 3.x系からformatメソッドが追加されました。 formatメソッドの方が一般的な書き方なので、記法をマスターしていただけばと思います。 formatメソッ...
joinメソッドで文字列の連結
次に文字列を連結する時に利用するのは、joinメソッドになります。
文字列.join(’変数’)
で利用できます。 joinメソッドは主にリスト型データを連結する時に利用すると便利です。
以下がサンプルになります。
fruit=['apple','banana','orange']
str1=','.join(fruit)
print(str1)
# apple,banana,orange
\’+\’演算子での連結
’∔’演算子でも文字列の連結は可能です。
文字列+文字列
で利用できます。 サンプルは以下になります。
print('Hello World'+' and nice to meet you')
# Hello World and nice to meet you
+演算子で連結する場合、半角スペースなどが必要になる場合が多々あるの注意が必要です。
なお、∔演算子を利用することはありません。
カンマ\’,\’での連結
’,’カンマを利用すると文字列を連結することができます。
文字列,文字列
で利用できます。 サンプルは以下になります。
print('Hello World','and nice to meet you')
# Hello World and nice to meet you
カンマで連結する場合、半角スペースが自動で挿入されます。
なお、カンマを使用した方法もあまり使用しませんので参考程度にしてください。
フォーマット済み文字列リテラルで連結(Python3.6以上)
Python3.6以上ではフォーマット済み文字列リテラルという新たな記述方法が追加されました。
使用方法は
f'{変数}{変数}{変数}....'
サンプルは以下になります。
a='I'
b=' like'
c=' apple'
str1=f'{a}{b}{c}'
print(str1)
# I like apple
参考:フォーマット済み文字列リテラル なお、文字列を分割する方法の記事は以下にありますで参考にしていただけば幸いです。
[Python] 文字列の分割。split、rsplit、splitlinesメソッドの使い方とre.splitで正規表現
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