Reactの開発環境を準備するためにDockerを利用したいと思います。
この記事でDockerさえ知っていれば誰でも簡単にReactの環境を用意できるようになります。
目次
開発用環境情報
今回使用するツール類は以下になります。
- webpack
- yarn
- Docker
なお本手順WindowsでもMac OSでも利用できます。
ディレクトリ構成
ディレクトリ構成は以下になります。
/
├ Dockerfile
└ docker-compose.yml
コード
Dockerfileは以下のように作成します。
FROM node:16-alpine3.11
WORKDIR /usr/src/app
docker-compose.ymlは以下になります。
version: '3'
services:
node:
build:
context: .
tty: true
environment:
- CHOKIDAR_USEPOLLING=true
volumes:
- ./:/usr/src/app
command: sh -c "cd app && yarn start"
ports:
- "3000:3000"
Docker環境ではReactの強みであるホットリロードが使えないのです。以下のページを参考にしてみてください。
利用方法
初回起動
docker-compose build --no-cache
docker-compose run --rm node sh -c "npx create-react-app app --template typescript"
起動
docker-compose up
http://localhost:3000 にアクセス
リポジトリ
今回の作成したリポジトリはGithubに用意しています。
参考ページ
Github:react-ts-docker