
CPIはKDDIグループが提供しているレンタルサーバーで、20年以上の長い運営歴があります。法人利用率が90%以上を占めており、ユーザーが安心して利用するためにセキュリティやサポートを万全に整えています。
この記事ではCPIの機能や料金プラン、そしてメリット・デメリットと口コミをそれぞれ解説します。レンタルサーバー選びにお悩みの方は、ぜひご参考ください。
セキュリティ機能の網羅とセキュリティ診断がある
CPIでは特にセキュリティ面に力を入れており、サイト運営にあたって必須となる機能は、一通り網羅しています。ウェブサイトを不正な攻撃から守るWAF機能はもちろん、メールのスパムおよびウィルスチェック機能も搭載されているため、安心してサイト運営ができます。
さらに第三者によるセキュリティ診断により客観的な評価を受けており、セキュリティ機能の高さは担保されているため、いつでも安心です。CPIはセキュリティを万全に整えているため、外部からの攻撃などを心配せずに利用できます。
24時間365日電話&メールサポートで夜間のトラブルにも対応
CPIでは24時間365日サポートを受けられる追加オプションがあります。電話・メールサポートはほぼすべてのレンタルサーバーで取り入れていますが、多くは平日の日中に限られているのが現状です。
平日の日中に限られていると、夜間や土日にトラブルが起きたときに、対処してもらうのに時間がかかってしまいます。そこで24時間365日サポートを付与することで、いつトラブルが起きても早急に対処してもらえるため、いつでも安心して利用できます。
24時間365日サポートの費用は月額990円かかりますが、たったこれだけでいつでもトラブルに対処してもらえることを考えると安いものです。
トラブルに備えて、ぜひ24時間365日サポートの追加オプションを付けておきましょう。
法人利用可能なサーバー性能
高いセキュリティと万全のサポート体制が整っているCPIは、WordPressを利用すればビジネスでも利用可能なスペックを持っています。
大容量かつ高速回線で安定したウェブサイト表示が可能だという特徴もあり、多くの企業がCPIを法人利用しているのです。
高負荷にも耐えられるように設計されているため、アクセス数が増えても安心です。
【CPIを利用している法人】
・株式会社プラルト
・株式会社ガジャログ
・株式会社ディーゼロ
・コワーキング協同組合
・ぱたくそ(フリー画像サイト)
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CPIのプランについて
CPIには共有サーバー「シェアードプラン」・専用サーバー「マネージドプラン」・root権限付き専用サーバー「ハイブリッドプラン」が用意されています。
ここでは、代表的なプランであるシェアードプランの機能を紹介しましょう。
CPIシェアードプランの機能
主契約ドメイン | マルチドメイン | |
ディスク容量 (ウェブ) | 300GB | 100GB |
ディスク容量 (メール) | 200GB(1ドメインごと) | 200GB(1ドメインごと) |
マルチドメイン | 10個 | – |
WAF | ○ | ○ |
メールアカウントの作成 | ○ | ○ |
FTPアカウント | 50個 | 50個 |
メール機能 | ・ウィルスチェック ・スパムメールチェック ・自動応答メール ・転送メール | ・ウィルスチェック ・スパムメールチェック ・自動応答メール ・転送メール |
SSLサーバー証明書 | ○ | オプション |
バックアップ | ○ | ○ |
他のレンタルサーバーと違って、CPIはシェアードプランの中でプランは細分化されていません。ウェブとメールでは別サーバーで管理されているため、万が一トラブルが起きた時に生じる障害が少ないことも特徴と言えます。
CPIシェアードプランの費用
CPIシェアードプランは契約期間によって費用が変わります。
初期費用 | 支払い総額 | 月額費用 | |
12ヶ月 | 0円 | 50,160円 | 4,180円 |
6ヶ月 | 22,000円 | 27,060円 | 4,510円 |
3ヶ月 | 22,000円 | 14,520円 | 4,840円 |
契約期間分の費用を一括払い。
月額費用は契約期間分の一括払いを月額に換算した場合の費用。
※10日間の試用期間あり
CPIのオプション費用
CPIはオプション機能が非常に豊富であることが特徴です。とはいえ、通常プランでも不足なく利用できます。オプションは必要に応じて付与するようにしましょう。
初期費用 | 更新時 | |
CPI SSLサーバー証明書 | 40,700円 | 40,700円 |
マルウェア診断 | 3,300円 | 15,400円 (1,000ページ) |
外部バックアップサービス | 5,500円 | 66,000円 (〜1TBの場合) |
24時間365日 TEL&メールサポート | 0円 | 990円 |
メール誤送信防止 | 0円 | 2,200円〜 |
データ移行支援サービス | 283,800円〜 |
CPIならいつでも安定したサイト運営ができる!
・WAF機能や第三者によるセキュリティ診断を採用した万全のセキュリティ対策!
・365日24時間対応の電話・メールサポートが用意されているので、夜間や休日のトラブルにも迅速対応可能
・大容量かつ高速回線の安定性が保持されており、法人利用にも最適
・メール誤送信防止や外部バックアップなど便利なオプション機能を用意
よくある質問

- 申込み後、サービスが開始するまでどのくらいの時間が必要ですか?
-
無料で利用可能なサービス以外は入金確認後に設定が行われ、10日間のお試し期間中であれば営業日当日〜、お試し期間外の場合は2〜3営業日でサービスの利用が開始できます。
- 支払い方法を教えてください。
-
銀行振り込み・クレジットカード決済・Pay-easyのいずれかとなります。
- 転送量に制限はありますか?
-
シェアードプラン・マネージドプランではデータ転送量による課金はありません。基本的には転送量の制限は設けられていませんが、転送量の増加によって高負荷が発生した場合には制限をかける場合もあります。
- ひとつのサーバー契約で、複数ドメインの運用は可能でしょうか?
-
可能です。シェアードプランやマネージドプランでは1件のサーバー契約で複数のドメインを運用し、別々のホームページを表示する機能を搭載しています。
設定可能なドメインの数はプランによって変わります。
- ウェブのアクセスログの保存期間はどのくらいですか?
-
ログファイルの保存期間は3ヶ月となり、3ヶ月以上経過したログファイルは自動的に削除されます。
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CPIのメリットとデメリット
メリット①ハイスペックなデータセンターで運用
CPIはサーバー管理を以下のような高品質な環境で行っています。
電源装置:停電時でも無瞬断なしの安定供給
防火設備:不燃性ガスによる消火装置を搭載
空調設備:室内温度は24時間一定
入退室セキュリティ:ICカード・生体認証を利用
耐震性・復旧性:電力共有がストップしても稼働する無停電電源装置を導入
万が一、地震や火災が起きたとしても、データセンターが上記の機能を備えているため、サーバーに障害をきたす心配がありません。ユーザーがいつでも安心して利用できるように、CPIは万全にサーバーを管理しています。
メリット②ウェブ・メール・コントロールパネルを異なるサーバーで提供
CPIは他社レンタルサーバーと違って、ウェブサーバー・メール・コントロールパネルをそれぞれ別サーバーで管理しています。
従来は上記3つを1つのサーバーで一元管理しています。しかしトラブルが発生してしまうと、すべてに影響が出てしまうため、サイトが全面的に使えなくなってしまうことがリスクです。
そこでCPIのように管理しているサーバーを分散させることで、仮にトラブルが発生したとしても、影響が出ていない部分で仕事を進められるようになります。
CPIではウェブサーバー・メール・コントロールパネルをそれぞれ別サーバーで管理していることで、トラブルによるリスクを最小限に抑えられます。
メリット③30世代まで自動でバックアップ
CPIでは最大30世代まで自動でバックアップしてくれるため、万が一データが消失してしまったとしても、安心して利用できます。
サイトを運営していると、サーバーやパソコンなどにトラブルが生じてしまい、データが上手く保存できていなかったケースがあります。その時に自動でバックアップが取られていれば、そこからの復元が可能になるため、一から作業をやり直す必要がありません。
30世代までバックアップしてくれるため、遡っての復元が可能です。CPIの自動バックアップは、過去の更新歴を確認したい場合にもおすすめの機能です。
デメリット①月額費用が最安4,000円~となっている
CPIはシェアードプランの利用料で月額換算4,180円~となっています。実際にレンタルサーバーサービスによっては、毎月500円~利用できるサービスもあることを考えると、高いと感じる方は多いのではないでしょうか。
さらに「マネージドプラン」など他プランにする場合は、上記以上の金額がかかってしまいます。
他社サービスに比べるとコスパが悪いように思えますが、その代わりにCPIでは以下の追加料金がかかりません。
・データ転送量に生じる従来料金なし
・SSLサーバー証明書が無料
・マルチドメイン・メールごとにサーバーが割り当てられる
このように、無料で利用可能な機能が豊富であるため、コストに見合ったサービスだと言えるのです。
デメリット②マルチドメインの上限が10しかない
マルチドメインを発行できる数が上限で10しかないことも、デメリットと言えます。マルチドメインが利用できることで、新規サイトを運営する際に、余計な費用をかけずに済みます。
実際に他社レンタルサーバーの中には、マルチドメインを無制限に発行できるサービスもあることを考えると、やや不便に感じるでしょう。しかし実際には、マルチドメインを10個発行できるだけでも、かなりサイトを拡大できます。
そのためマルチドメインの上限を懸念されている方は、発行数が10に達してから、次にどうするのか考えるといいでしょう。
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CPIの口コミ・評判

まとめ
CPIは運営実績が20年以上と長いだけでなく、KDDIグループが運営していることもあり、非常に信頼度の高いレンタルサーバーサービスと言えます。
他社レンタルサーバーと比べてセキュリティやサポート面が充実しているため、サーバーのことがよく分からない初心者の方におすすめのサービスです。
利用料が高めに感じる人もいるでしょう。しかしそれに見合う分だけサービスが充実しているため、後悔せずに利用できるはずです。安心・安全にサイト運営を行いたい方は、CPIの利用を検討してみてください。
本当におすすめな人はこんな人
・法人にも使えるようなセキュリティの高いレンタルサーバーを利用したい方
・夜間や休日でも、すぐに問い合わせできるサービスを使いたい方
・停電や災害発生時にも安定したサイト表示を求める方
・他のユーザーの影響を受けない共有サーバーが良いと考えている方
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