Linux/Unixでのファイル削除コマンドであるrmコマンドについて備忘録を兼ねて記事にしたいと思います。
目次
rmコマンドとは?
rmコマンドと「remove」の意味で、ファイルやディレクトリを削除させるコマンドになります。
CUIで操作するために必須のコマンドですので必ず使いこなせるようになりましょう。
なおrmコマンドはUnix/Linuxでも使用できるコマンドになります。
またrmコマンドはWindowsとは違い、ゴミ箱などに移動はさせず即座にファイルを削除しますので注意してください。
rmコマンドの使用方法
rm [オプション] 削除ファイル or 削除ディレクトリ ## rmコマンドのオプション
オプション | オプションの意味 |
---|---|
-i | 上書きされるファイルがあるときは問い合わせする。 |
-f | 上書きされるファイルがあるときに問い合わせせずに強制的に上書きを行う。 |
-v | コピーする前にファイル名を表示。 |
-r or -R | ディレクトリ内を再帰的に削除する。ディレクトリ毎すべてのファイル・ディレクトリを削除 |
-d | rootみ使用が可能.。ディレクトリごと削除。 |
mvコマンド使用例
ファイルを削除する。2つ以上選択することも可能。
rm file001
rm file002 file003
ファイルを強制的に削除する。
rm -f file001
ディレクトリとディレクトリ内のファイルを強制的に削除する。
rm -fr directory001
ファイル、ディレクトリの削除時に確認を行う。
rm -i file001 file002
rm: remove regular file 'file001'? yes
rm: remove regular file 'file002'? no
$ ls -l
total 12
-rw-rw-r-- 1 licker licker 9420 Feb 23 03:36 file002
[改訂第3版]Linuxコマンドポケットリファレンスposted with ヨメレバ
沓名 亮典 技術評論社 2015-06-05