さくらVPSのメリットデメリット・口コミの徹底紹介!CDNや複数リージョンなどクラウドのように利用可能

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さくらVPSは初期費用無料で始められる老舗のVPSであり、長年運用の信頼性と細やかな機能が売りです。

国内の複数のデータセンターの中から自分が希望する地域が選択できるため、災害発生時のリスク対策も行えます。

VPSはレンタルサーバーに比べて導入・運用が難しいという印象が強いですが、さくらVPSではシンプルなコントロールパネルが用意されているので、初めてVPSを契約する方にも利用しやすいでしょう。

おすすめな理由①

プライベートネットワークが構成でき、企業向けの本格的なシステム構成が構築

さくらVPSではプライベートネットワーク(ローカルネットワーク)が構成可能です。

通常のレンタルサーバーだけではプライベートネットワークを使用したインフラ構成をとることができます。

またデータベースなどの重要なサーバーを誰からもアクセス可能なネットワークであるパブリックネットワークに置いていると、ハッカーからの攻撃対象になる恐れがありますが、プライベートネットワークの利用で物理的に外部からのサーバー接続を防げます。

そのため大切なデータを盗まれてしまうようなトラブルを回避し、安心してVPSが利用できるのです。

クラウドよりコストを抑え、かつ本格的なシステム構成を構築できるのがさくらVPSのおすすめな理由です。

おすすめな理由②

国内のデータセンターが選択可能で災害発生時に大切なデータを失うリスクを大幅軽減

地震などの災害はいつどこで発生するか分かりません。どんなに優れたデータセンターを設置していても、物理的にセンターが崩壊してしまっては、大切なデータが失われてしまうでしょう。

さくらVPSでは、国内の東京・大阪・石狩の三カ所にデータセンターを構えることで、いざ災害が起こった時に別のデータセンターでサービスを提供可能です。

仮に東京で大震災が発生したとしても、大阪や石狩で同一のデータセンターを用意しているため、サービスの提供が続けられるのです。

地震大国である日本だからこそ、事前に災害に対しての対策を行っておくことで、いざという時にサービスが利用できない・データが失われてしまう状態を防げるでしょう。

おすすめな理由③

さくらCDNが格安で利用可能!コスパを抑えて訪問者離脱を防止し、ビジネスチャンスに繋げる

CDNとはWeb上のキャッシュサーバーのことで、画像や動画などの大きなファイルをCDN上にキャッシュさせ、サーバーの負荷を抑える・ユーザーレスポンスを高める効果があります。

本来CDNは高額な費用が必要になりますが、さくらVPSではさくらインターネット独自のCDNを格安で利用できるのです。

コスパを抑えながら安定した高速表示が可能となるため、サイト表示遅延による訪問者の離脱を防ぎ、ビジネスチャンスを逃しません。

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目次

商品情報(プラン・サーバー情報・料金)

さくらVPSのプランおよび料金体系について紹介します。

スペック

512MB1G2G4G8G16G32G
CPU仮想1Core仮想2Core仮想3Core仮想4Core仮想6Core仮想8Core仮想10Core
メモリ512GB1GB2GB4GB8GB16GB32GB
SSD
(2倍に変更可能)
25GB50GB100GB200GB400GB800GB1600GB
ここにサーバースペックを入れる

料金(月額払い)

512MB1G2G4G8G16G32G
初期費用無料無料無料無料無料無料無料
月額費用(石狩)643円880円1,738円3,520円7,040円13,200円26,400円
月額費用(大阪)671円935円1,848円3,740円7,480円14,300円28,600円
月額費用(東京)698円990円1,958円3,960円7,920円15,400円30,800円
ここにサーバースペックを入れる

クレジットカードの支払方法であれば、2週間の使用期間が利用可能です。

さくらVPSは月額643円から利用可能!

・プライベートネットワークが構成可能で本格的なシステム構成が可能。外部からの攻撃を防止した安全なサイト運営ができる!
・東京・大阪・石狩のデータベースが選択できるため
災害発生時のデータの消失のリスクを最小限に抑えられる
・さくらCDNが利用可能!コスパを抑えた安定高速表示でビジネスチャンスを逃さない!

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よくある質問

さくらレンタルサーバーとの違いは何ですか?

さくらレンタルサーバーは複数のユーザーで1台のサーバーを共有し、サーバーのハードウェアリソース・サーバーOSも共有する形態になります。

さくらVPSも複数のユーザーで1台のサーバーを共有しますが、仮想化技術を最少しており、専用サーバーと同じようにユーザーがOSやアプリケーションをインストールできるのです。

そのため、さくらレンタルサーバーよりもさくらVPSの方が運用の自由度が高くなります。

さくらクラウドとの違いは何ですか?

さくらVPSは用意された構成でのスケールアップには対応可能ですが、スケールアウトはできません。

さくらクラウドは仮想サーバーのスケールアップ/スケールアウトに対応しており、CPUのコア数・メモリ・ディスク容量も柔軟に変更可能です。

最低利用期間はありますか?

さくらVPSの最低利用期間は3ヶ月間です。

サーバーの監視機能はありますか?

設定した監視間隔でネットワーク疎通監視・アプリケーション監視を行い、ダウン検知時やダウンからの復旧時にはメールやSlackでの通知が可能です。

ダウン検知後も設定したチェック間隔で確認を継続し、復旧していない場合は再通知間隔で設定した時間おきに再通知が実施されます。

試用期間中の制限はありますか?

試用期間中に制限される機能は下記の通りです。

OP25B設定:メール送信用のポート番号となる外向きの25番ポートは閉じた設定です。
転送量制限:サーバーからの発信のデータ転送帯域を10Mbpsに制限します。
ネームサーバー:無料提供のネームサーバーは利用できません。

また、試用期間中はサーバーの上限が2台までになります。

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さくらVPSのメリットとデメリット

メリット①ストレージ変更オプションを使えばコストを抑えてストレージ容量が増やせる

コストを抑えてストレージ容量のみを増やしたいというユーザー向けに、さくらVPSには月額費用はそのままストレージのみが追加可能なオプションが用意されています。

オプションの内容は下記の通りです。

プラン基本のストレージ容量変更後のストレージ容量変更手数料
512GBSSD25GBSSD50GB550円
1GSSD50GBSSD100GB1,100円
2GSSD100GBSSD200GB2,200円
4GSSD200GBSSD400GB4,400円
8GSSD400GBSSD800GB8,800円
16GSSD800GBSSD1600GB17,600円
32GSSD1600GBSSD3200GB 35,200円

用意されているプランの種類も多いですが、このようなオプションを追加することで、プランのカスタマイズもできるのです。

メリット②24時間365日体制のサーバー監視でトラブル発生時も迅速な対応が期待できる

さくらVPSのサーバーはすべて国内のデータセンターに収容されており、専門の技術者が24時間365日体制でサーバー状況を監視しています。

そのため、何らかの障害が発生した時にも迅速な対応が可能であり、サーバーの不具合で長時間VPSが利用できなくなってしまうような事態を防ぎます。

いつでも安心して利用可能なサービスだと言えるでしょう。

メリット③シンプルなコントロールパネルとスタートアップスプリクトで初心者でも使いやすい!

さくらVPSで利用可能なPVSコントールパネルは、サーバーの設定や一覧表示・各種操作をブラウザ上で簡単に行えるようになっています。

また、スタートアップスクリプトを使えば、サーバーの新規追加やOS再インストール時の各種設定作業も自動で実行可能なのでVPS初心者でも扱いやすく、各種設定作業に必要な手間を減らせます。

デメリット①バックアップ機能が用意されていない

さくらVPSでは標準・オプションともにバックアップ機能が用意されていません。

同一ゾーンであれば複数台の構成が利用可能なので、他のサーバーとデータを同期する・重要なデータはローカル環境に保存するなどの方法での対応が必要でしょう。

しかし、バックアップを自分で行うことはバックアップ機能が搭載されているサービスでも重要なことなので、大きなデメリットとは言ません。

デメリット②プラン変更はスケールアップのみ

さくらVPSでは契約後のプラン変更が可能ですが、スケールアップ時のみの対応となります。スケールダウンを行いたい場合には新規契約をし直さなくてはいけません。

契約時には契約プランについて十分検討する必要があるでしょう。

デメリット③さくらVPSにはロードバランサー機能がない

さくらVPS残念ながらロードバランサー機能が搭載されていません。

そのため、冗長構成による負荷分散が行えずに急なアクセス増加時にはサーバー停止をしてしまう可能性があります。

なお、さくらクラウドが提供するロードバウンサーサービスを利用してサーバーの冗長構成を取ることが可能です。

冗長構成が必要な場合は一時的にさくらクラウドのロードバランサーを利用するか、他のVPS・クラウドに移行を検討しましょう。

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口コミ・評判

FXの自動売買のためにMT4を安定して稼働させるためにVPSをよく使っています。
ただしVPSを利用するためにはコストがかかりますので、できるだけこのコストを抑えたいと思っていました。
そのニーズに応えてくれたのが「さくらのVPS」でした。
初期費用が幾分かかってしまうとそれだけで申し込みを躊躇してしまいますが、初期費用が0円で利用できるところが良いです。
それとコントロールパネルの操作が簡単で迷うことなく使えます。他社のVPSだとコントロールパネルが使いにくくて操作にてこずってしまうこともありました。
(40代男性・1Gプラン)

個人向けブログ(アフィリエイト用)に利用しました。
さくらのメリットは、月額のコストがずば抜けて安いことです。
ひと月から気軽に入れて、スタンダードコースなら月々わずか600円台。マックのランチと、同じくらいの値段で維持できます。
「はじめてブログを運営する」という方には、まさにおすすめだと思います。
また「さくら」というと、安っぽいイメージがあるのですが大阪に本社があり、資本金は20億円をこえています。つぶれずに運営を続けているところをみると、信頼もおけます。
私は色々試したくて途中解約してしまいましたが、全体的に文句の付け所のない会社です。
スピードはゆったりな時もありましたが、庶民的で親しみやすいサービスを行なっています。
(40代女性・1Gプラン)

プランが思ったより細かく分けられているので、使用用途によって選ぶとコスパ良く使うことができるのが便利だと思います。
インストールなどは自動で、複数台構成できるところも良いです。
ドメインなども一緒に管理できるので、そこらへんのめんどくさい管理がなるべく簡易的にできるようになっているます。
これからワードプレスなど使ってサイトやブログを作ろうというかたにもおすすめできます。
(30代男性・2Gプラン)

コスト面や操作面に関しては不満はありませんでしたが、VPSの性能がいまいちなところが残念でした。
ネットの口コミを見たら仮想サーバーの安定度は高いということだったので、この安定感に期待をして「さくらのVPS」にしました。
ですが自分が思い描いてほどの安定感がなかったこともあって、FX自動売買をするにはあまり適さないVPSだと判断しました。
(40代男性・1Gプラン)

さくらVPSの嫌な部分はコールセンターの電話が複雑なこと。「コールバック予約」といって、あらかじめ相談内容を予約しておかないと担当者に直接電話をつないでくれない仕組みになっています。
クレーマーも多いと思うため、今の世の中しょうがない一面もあるのかと思いますが、すぐに相談したいにはイライラしました。
また料金が安いため、あまり大声ではいえませんが、接続スピードがとても遅いです。
(40代女性・2Gプラン)

とにかくバックアップができないところが残念です。
でも低コストで固定なので、予算も計算しやすく、管理しやすいので小規模で使うには問題ないです。
(20代女性・4Gプラン)

料金プランが安いことばかり注目しがちですが、さくらのVPSはCPUやメモリ容量が段階的に設定されています。
数字だけだとイメージできませんが、ちょっとした差で快適さが全然違います。
もちろん、使用する用途によっても違ってくるので評価が分かれると思います。
一番難しいのは、他社のプランと見比べた場合に微妙な差のスペック時に困ります。
スペックの費用対効果を見比べるのは、かなり難しいです。さくらのVPSは、コスパ重視の人向けのような気がします。
また、下位のプランへの変更ができないので、はじめの選択は下位プランからがオススメです。
なぜ?下位プランの変更ができないのか疑問です。また、スナップショットに対応していないので、万が一の時に困ります。
(30代女性・4Gプラン)

まとめ

さくらVPSは手頃な価格のプランが用意されているだけでなく、初期費用無料で利用できるVPSであり、初心者でも使いやすいコントロールパネルが用意されていることから、導入時のハードルがとても低いです。

また、サーバーのある地域を東京・大阪・石狩から選択可能なので、災害発生時に大切なデータを失ってしまう可能性を非常に軽くできるでしょう。

独自のCDNサービスが提供されるため、多くの画像や動画を扱う予定の方にも使いやすい安定したVPSです。

プライベートネットワークの構成によって安全性の高いシステム構成も行えることから、安全・高速・低価格のVPSを探しているのなら、ぜひ検討するべきでしょう。

本当におすすめな人はこんな人

・プライベートネットワークを構成して外部からの攻撃にそなえたVPSを使いたい方
・手頃な運用費・導入費で使えるVPSを探している方
・動画や画像配信の用途を見越しCDNの導入を予定している方
・災害時対策が用意されたサービスを使いたいと考えている方

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